Google AdSense 審査のポイント12+1個。有用性の低いコンテンツとは?

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Google AdSense 審査のポイント12+1個。有用性の低いコンテンツとは?

ブログ立ち上げ当初からの目標だったGoogle Adsense、つい先日9度目の挑戦で無事合格しました。
私自身、いろんな方の記事を参考に試行錯誤してようやく合格出来たので、合格に必要だと思われるポイントをまとめてみました。

目次

年々厳しくなる審査基準

私が初めてアドセンスに申請したのは2014年でした。
自分が好きなジャンルの商品をまとめただけのアフィリエイトサイトです。
独自ドメインは取得していましたが、1商品あたりの文章量は少なく、商品紹介サイトなので当然アフィリエイトだらけです。
今だったら絶対に合格するはずのないWEBサイトです。
でも当時はあっさりと合格しました。

その後、無料ブログサービスで作成したブログでもアドセンス申請をしましたが問題なく合格。
こちらは独自ドメインですらありません。

諸事情にてそれらのWEBサイトをすべて閉鎖したためアドセンスの権限もなくなり、今回新たに申請する事にしたのですが、結局合格したのは9度目の申請時…。
難易度上がりすぎじゃないですか…。

審査ポイント

Googleの立場になって考えてみると、無駄な広告は避け、出来るだけ質の高いサイトに広告を出したいのだと思われます。

では、どうやって質を上げれば良いのか?
あくまで私的な想像ですが、ブログとしてAdsense合格に必要だと思われるポイントは下記のとおりです。

アドセンス合格のポイント
  • プロフィールを固定ページで作成
  • プライバシーポリシーを固定ページで作成
  • 免責事項を固定ページで作成(プライバシーポリシーに含んでもOK)
  • 問い合わせフォームを固定ページで作成
  • グローバルメニュー設置
  • フッターユーティリティーメニューを設置
  • ブログ名・キャッチコピーを適したものに変更
  • 記事数は最低10以上
  • 1記事あたりの文字数は最低1,000以上(出来れば2,000文字以上)
  • アイキャッチ画像に代替テキストを設定
  • サーチコンソールに登録
  • サイトマップXMLを送信

以下、順に説明いたします。

プロフィール

信用性を高めるためプロフィールページを設置しましょう。
信用性の高いブログは質が高いと言えます。

例えば同じ法律に関する記事があったとして、「弁護士」と「法律に詳しいだけの素人」だったらどちらを信用するでしょうか?
これは極論のため、もちろん特別な資格はなくても良いのですが、どんな人が書いているというバックボーンが少し見えるだけで、ブログの信用性が高まります。

また、プロフィールを作成する場合は、ブログ記事の1つとしてではなく、必ず「固定ページ」で作成してください。

サイド部分には簡易のプロフィールボックスを設け固定ページへリンクさせ、フッター部には固定ページへのリンクを設置してください。

プライバシーポリシー

ブログの信用性をさらに高めるため、プライバシーポリシーを設置しましょう。
特に「第三者配信の広告サービスについて」はGoogle側が要設置と明確に謳っているものです。

何を書いていいかわからない、という方は当ブログのプライバシーポリシーをご利用いただいて構いません。
ただし、必ずご自身の考えに基づいた内容に変更してください。
特に「著作権について」「引用について」「リンクについて」は、私個人の考えが大きく反映された文章です。

こちらもブログ記事の1つにせず、「固定ページ」にて作成してください。

免責事項

「このブログ以外で発生した問題について責任は負えませんよ」という意思表示ですが、「このブログに何か問題があった場合、Google側に責任はありませんよ」、という意味も含まれます。
Googleにとっては大切な内容です。

単独の固定ページとして作成しても構いませんし、プライバシーポリシーに含めてもOKです。
私はプライバシーポリシーの中の1項目として記載しています。

問い合わせフォーム

何か問題があったときなどに問い合わせる方法が必要です。
WordPressをご利用の場合プラグインが豊富なので、それらを利用する方が管理も楽です。

私のおすすめは

おすすめ問い合わせフォーム用プラグイン
  • Contact Form 7:問い合わせフォーム
  • Flamingo:フォームにて送受信されたメッセージをサーバにて保管

の組み合わせです。
プラグインをできるだけ使いたくないという方は、Googleフォームの埋め込みがおすすめ。

グローバルメニュー

当ブログで言うと、ページ上部に「ホーム」「PC・WEB」「ショッピング」「生活」「車」となっている部分です。
モバイル表示ですと左上に『メニュー』として格納されています。

カテゴリーと内容が重複するのですが、WEBサイトではグローバルメニューがある方が利便性が高くなり、結果的に有用性も高くなります。
Google自身もアドセンス利用条件として、ナビゲーションの重要性を明記しています。

フッターユーティリティメニュー

フッターには固定ページとして作成したユーティリティページをリンクしましょう。

おすすめフッターユーティリティメニュー
  • ホーム
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
  • プロフィール

となります。
免責事項を別ページで作成している場合は、そちらも含めてください。

ブログ名・キャッチフレーズ

私の勝手な推測ですが、最近のGoogle検索は日記系を敬遠する傾向があるように思います。
検索しているユーザーに対し、答えを記載しているであろうページを優先的に検索結果の上位へ反映するような傾向があるように感じます。

こんなトラブルがあった!【検索ワード:●● エラー 解決方法】

○:私はこんなトラブルにあった。こうして解決した。

×:こんなトラブルあったー!大変だったよもう…。

子供と出かけたい。この地域にはどんな観光場所がある?【検索ワード:●● 観光地 子供】

○:●●にはこんな観光場所があるよ!子供連れなら△△があるここがオススメ。

×:●●行ってきた!子供も楽しそうだった。

日記系は、解決方法が記載してあるとは限らず、検索ユーザーがほしいと思っている答えではないと認識されかねません。
答えや事例が知りたいから検索するので、検索サイトとしては正しい傾向なのかもしれませんね。
これはアドセンスに限らず、検索流入を意識したブログを執筆する際にも関係してきます。

しかし、日記系が敬遠されるとなると、私の場合まずブログ名がよろしくありません。
「ねこたの日常」、どう見ても日記系です。
とはいえ、ブログ名の変更はしたくなかったので他を頑張る事にしました。

キャッチフレーズも最初は「ただの日常」という短いものでした。
ですが、ここは今後いくらでも変えようがあると思ったので「元WEB系エンジニアが日々の中でこんな事困ってない?を解決いたします」に変更しました。
ブログ名称がアレなので、このブログが何のブログであるかを明確に謳ったほうが良いだろうとの判断です。

記事数

申請する際の記事数は、最低でも10記事を目指してください。
たまに3記事や5記事で合格した!というツイートも見かけますが、個人的にはレアな合格だと思っています。

1記事あたりの文字数

1記事あたりの文字数は最低でも1,000文字、可能であれば2,000文字以上で執筆してください。
内容の薄い記事だけでは、いくら記事数を稼いでも合格基準を満たしているとは言い難いです。

アイキャッチ画像

アイキャッチ画像には必ず代替テキストを入れてください。
WordPressをご利用の方は、「メディアライブラリ」の各画像にて編集可能です。
『代替テキスト』『タイトル』両方に入れておくほうが無難でしょう。

サーチコンソールに登録

WordPressにてSite Kitを導入している場合、Search Consoleも同時に導入されているかと思います。
Search Consoleにて、公開したブログ記事がGoogleにきちんと認識されているかご確認ください。

Search Consoleにて「カバレッジ」を確認し、「除外」となっている中にブログ記事が含まれていたら『URL検査』をし、『インデックス登録をリクエスト』します。
問題がなければ数日内にGoogleがページを認識します。
タグ系URLはGoogle検索にとって重要とは考えづらいので、除外のままで構いません。

サイトマップXML

Search ConsoleにサイトマップXMLを登録してください。
アドセンス関連のブログを読んでいると「XML Sitemaps(旧名:Google XML Sitemaps)」や「PS Auto Sitemap」のプラグインをインストールしてくださいとありますが、WordPress5.5以降でしたらサイトマップXML出力機能が標準でありますので、そちらでも問題なくアドセンスに合格出来ました。

https://あなたのブログ/wp-sitemap.xml

でXMLが表示出来れば、そのURLをSearch Consoleに登録すれば大丈夫です。

アドセンス合格目的でしたら標準のサイトマップXMLでも問題ありませんが、SEOを考慮すると不足する部分が大きいです。
余裕があるようでしたら最初からサイトマップXML用プラグインの導入をおすすめします。

審査ポイント候補

SNS流入が極端に多いのはNG?

ブログを始めたばかりの頃、とある記事をツイートしたところタイミングが良かったのかプチバズりし、その記事だけにアクセスが集中しました。
結果、その月のアクセス解析にてSNSからの流入が90%以上となりました。

どなたかのブログで、ソーシャルメディアからの流入が異常に多いとアドセンスは合格しないという記事を拝見した事があり、このへん少し気になっておりました。
真意のほどは定かではありませんが、実際私が合格したのはSNS流入より検索流入の比率が大きくなってからです。比率的には「ダイレクト1:SNS3:検索6」くらいでした。

ブログ記事が少ない状態や、アクセス数が少ない状態でアドセンス合格している方もいらっしゃるため、正しい情報とは言い難いのですが、どうしても合格出来ない!という方は少し気にしておいた方が良いかもしれません。

有用性の低いコンテンツとは?

8回審査に落ちた中でほとんどが「有用性の低いコンテンツ」による不合格です。
不合格通知が来るたびに

ねこた

有用性って何なのさ!

と愚痴をこぼしておりました。
正直、今も理解しておりません。

素直に考えれば、「あなたのブログは広告を掲載する価値がありません」って事なのですが、私なりに誰かの役に立てればいいなと思う記事を書いて、ブログとしての体裁も整えて、これ以上どこを変更すれば?という状態で不合格続きでした。

それでも合格出来ない場合

12+1個の審査ポイントを書きましたが、これらはすでにたくさんの人によって書かれているものばかりです。
そのため、この記事までたどり着いている方のほとんどがこれらの審査ポイントはすべて対応済なのではないでしょうか?
それでも合格出来ない!他に情報はない?と、新たな情報をお探しなのだと思います。

私自身もこれらのポイントをすべてを対応した状態で申請をしていても不合格が続いていました。
あまりの不合格続きで、これ以上何を対応したら良いのかわからなくなり、ブログ執筆のモチベーションも激減していたのです。
そこでアドセンス合格は一旦諦め、ブログ執筆だけを純粋に楽しもうと切り替えました。

それから2週間ほどたったある日、パソコン作業中に少し時間が出来たので、ふと再申請してみたのです。
そうしたら記事が数件増えた以外何も変えていないのにも関わらず、2日後に合格メールが届きました。

ねこた

どういう事?

アドセンスのサイトを削除する

今回私が行ったのは、再申請ではなく新規申請でした。
一度申請自体をすべて取り消して、新たに申請登録し直したのです。

そのため、すでに1つ以上のサイトで合格していて、「サイトを追加」で不合格になった人にはおすすめしません。
私は複数のサイトで合格しておらず、再申請時にサイトを削除するとどうなるか予想がつかないためです。
最悪、現状合格しているサイトもすべて権利を失いかねません。
あくまで初めてのアドセンス申請の方に限りオススメします。

申請期間をあける

X等でアドセンス合格報告を見ていると、筆者以外にも「審査期間をあけたら合格した!」というポストをいくつか拝見します。
関係ないというご意見も多いですが、どうしても合格出来ない…という方は一度試してみてはいかがでしょうか。

アドセンスに合格するには

審査方法がクローズのため、何を直せば合格するという明確な基準がありません。
ですが、自分が広告主であるGoogleだとしたら、アクセス数が多いブログは仮に審査基準に満たなかったとしても出稿先としては魅力的なのではないでしょうか。

それに、もしアドセンスに合格出来なくても、他の広告サービスやアフィリエイト等、収益化する方法は他にもあります。
アドセンス合格のために自分を縛り付けるよりも、ブログの執筆を楽しむ事を最優先にし、ついでにアドセンスにも合格出来ればいいなくらいのスタンスの方が良いかもしれません。

私が合格した状況

最後に、私がアドセンスに合格した際の状況は下記のとおりです。

  • ブログ開設期間:約3ヶ月
  • ブログ記事:約50件
  • 1記事あたりの文字数:1,500~2,000文字の記事が多い
  • アドセンス以外のアフィリエイト:有
  • 申請から合格まで3日間の平均PV数(1日あたり):25PV
  • 不合格回数:8回
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