ある日を境にアクセス数が急激に落ちました。
これはおかしいと思い色々調べた結果、WordPressのサイトマップ用XMLの重要性にたどり着いたのでまとめてみました。
アクセス数が激減
ブログ開設してから約5ヶ月、順調にアクセス数を伸ばしていたのですが、とある日を境にアクセス数が急激に落ちました。
アクセス数を稼ぎ出していたページが、検索順位を大幅にダウンさせたのです。
推測される原因
最近のGoogleの傾向を見ていると、情報の古いページは淘汰されている印象です。
新規投稿したページも、検索反映されてからしばらくはアクセス数を稼いでくれるのですが、一定期間たつとアクセス数は0になります。
検索結果に表示される気配すらありません。
数ヶ月もたつと情報が古いと認識されるのかな?と思い、古いページに少し加筆して更新日を最新に設定するのですが、何の変化もありません。
もしかして、個別ページにある更新日って、Googleには文字の一部としてしか認識されていないんじゃ…?
サイトマップXML用プラグインを使用してみる
WordPress5.5以降ではサイトマップXMLの出力機能が標準装備されました。
これによりサイトマップXML用プラグインが不要になったと思い、Search Conoleへは標準出力のサイトマップXMLを登録していました。
ですが、その標準装備のサイトマップXMLを確認したところ、URLしか表記がありません。
もしかしてこれが原因なのではないか?と思い、サイトマップXML用のプラグインをインストールしてみる事にしました。
XML Sitemaps
XML Sitemaps(旧名:Google XML Sitemaps)をインストールしてみました。
出力されたXMLを確認したところ、URLの他に
- Priority(優先順位)
- Change frequency(更新頻度)
- Last modified(最終更新日時)
がXML内に出力されるようになりました。
おそらくこれでGoogleに最終更新日が認識されるようになるはずです。
結果
インストールから約1週間。
すべてのページではありませんが、閲覧数の多かったページの検索順位が戻ってきました。
プラグインインストールから新しい記事の予約更新は行いましたが、新規記事は公開していません。
やはり、サイトマップXMLに最終更新日が入っている事が大きいようです。
WordPressの標準サイトマップXMLの欠点
今回の件でわかった、WordPressのXML標準出力機能は下記の点がマイナスポイントです。
- 通知されるのはURLのみ
- 出力するページを選べない
通知されるのはURLのみ
WordPressも設定やテーマによっては更新日時が掲載されますが、Googleは文章の一部としか理解せず情報が更新された事を認識してくれません。
プラグイン出力のサイトマップXMLでは、URLの他にそれぞれのページの更新日を記述してくれるため、Googleに対して
この記事を最初に書いたのは昔だけど、最新情報にアップデートされてるよ。
情報は古くないよ。
と伝えてくれます。
出力するページや優先順位を選べない
Googleの検索出来るキャパシティはある程度決まっています。
もし、あなたのブログが100ページしかクロールしてもらえないのであれば、月別やタグ別よりもトップページや個別ページを優先したくはありませんか?
まとめ
元WEB系エンジニアとはいえ、当時の主な仕事はWEBサイト構築だったため、運営にかかわる知識が薄いです。今回の件で改めて認識しました。
WEBサイトやブログを繁栄させるため必要なのは、構築する知識ではなく運営する知識です。
改めてSEOやマーケティングに対して勉強が必要なのだと痛感しました。
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